Norbulingka(ノルブリンカ)とは

チベット語で「宝の庭」という意味です。
東京で洋服作りで独立した際、使い込むほどに味の出るものにしたい、また体にやさしいものでありたい、流行にとらわれないお気に入りの一着になってほしい、という思いから、リネン、コットン、ウールなど自然素材にこだわって制作を始めました。
みなさんの宝の庭の一員になれますように・・と思いを込めて。
洋服だけでなく、「ソーイングカフェ」としてランチを作ったり、「Open Life」として庭でご飯を炊きご一緒にランチ作りしたり、暮らしの手仕事をしたり、小さいながらも東京の家・庭はお陰様でまさに「宝の庭」でした。
ですが、目指す暮らしには東京の家の面積や回りの環境では限界がありました。
国東では大きな母屋、納屋、庭、畑、山とあり、夢は広がるばかりです。
お越しくださる方々の「宝の庭」となりますように・・・。

 
家主プロフィール

家主は東京生まれ東京育ち。
高学歴、高収入・・・だったこともありました。
キャリアウーマンばりに働いていましたが、いつも生きづらさを感じていました。
30代に命を考える機会があり価値観が一変。
沖縄の離島での狩猟採取の生活などを経て、40代になって物作り(洋服のデザイン、制作)、カフェの運営などで独立、出産、離婚。
生き方、暮らし方、子育て、仕事、食べ物、健康・・思うところあって2016年4月に国東に移住してきました。
2017年薬膳アドバイザーの資格取得。
 
経歴につきましてはブログをご参照ください。
http://norbu.exblog.jp/16686527/
 
 
思うところ

世の中洗脳だらけ。
恐怖心を植え付けるのが「洗脳」の第一歩です。
「ここにはこんなに菌がいますよ。これをシュッとやれば殺せますよ。それをやらないとこんな大変なことに・・・。」と言われただけで、その薬品が何でできているか、人体に及ぼす影響はなんなのか、殺す菌はなんなのか、それと一緒に死んでしまう菌はなんなのか、何も知らないまま、調べる気も起きないまま盲信してしまいます。
「お金がないと子育て大変ですよ。老後大変ですよ。」
「立派な家に住んで立派な車に乗っていないと恥ずかしい。」
恐怖心を拭う物を手に入れるためにお金が無限に必要となり、人生のほとんどをそのために使ってしまいます。
「この仕事がなくなったら、生活できなくなる」
「この人の言うことをきかなかったら嫌われる」
「いい学校に行かないと人生開けない」
人生に選択肢がないように感じてしまう時があります。
でも、衣食住、仕事、そして人とのつながりはすべて幸せになるためのものでないとおかしい。
私もかつては「○○でなくては」「でも○○だから」というものに囲まれて窮屈な人生を送っていました。
それが、自分を知った時から、例えばお金がそんなになくても真の幸福が得られることを沖縄の離島での狩猟採取生活で知りました。
無限の可能性が自分にあることも知りました。
これは言葉では伝えようのないことで、体験からでしか得られないのかもしれません。
Norbulingkaで少しでも体験していただけたらこんなに嬉しいことはありません。
できるだけ長期でお越しください。

 
食べ物と日常品

40歳近くなった時、花粉症を治そうと色々調べたことが生活を見直すきっかけとなりました。
以来、着る物、食べるもの、身体に直接触れるもの(化粧品や洗剤など)などを見直し実行すると、それが身体・健康にいいことはもちろん、環境にもいい、お金もかからないことに気づき面白くなってしまいました。
以来、ドラッグストアで買うものは絆創膏くらいになりました。
全身の痒みがきれいさっぱりなくなってしまいました。
始めた頃は化粧水だけは手作りしていたのですが、もはやそれも必要なくなり、今は何もつけなくても乾燥しません。
老化していっているのに、健康診断の結果は右肩上がり。
大人になってから発症した喘息も、国東に来てからいつの間にか止まってしまいました。
 
特に食べ物が影響していることは明らかです。
その日の体調で自分の身体が何を欲しているのかも感じるようになりました。
説明できるように体系的に一度勉強したいと思い、薬膳アドバイザーの資格を取りました。
自然療法も以前より取り入れています。
 
といっても、あれはだめ、これはだめ、こうでなくちゃ、という厳格なストイックな生活はしていません。
現代の日本社会で人間関係を崩さない程度に(笑)、不便さ極まらない程度に、我慢せず楽しい毎日を暮らせることが一番、と考えています。
何事においても中庸を探し続けるのが人生なのでは、と思っています。
 
食べ物に関しては、販売を目的として大量生産されるという仕組み自体に、最終的には疑問を感じるようになりました。
畑では完全無農薬、無肥料の自然栽培で野菜を育てています。
食料のすべてをまかなえるわけではありませんが、できる範囲で自分で作りたいと思っています。
畑で採れた野菜は味が濃く滋味深い、パワーを感じる野菜です。
採れた大豆で味噌も仕込みました。
 
雑草として薬草もたくさん自生しています。
お茶にして体調に合わせて飲んでいます。
 
一番のご馳走は、自然や人のつながりから恵みをいただき、自然と人に感謝しつついただく食事です。
これ以上人を豊かに、健康にする食事はないのではないか、とさえ思います。
 
 
 
掲載誌その他

2018.7 &Premium」9月号 掲載
2017.9 月刊「セーノ!」掲載
2016.9 東京でのシングルマザー向け 移住・定住説明会ゲストスピーカー
2016.3 関西毎日放送「住人十色」取材・出演
2015.12 「VINTAGE HOME」 韓国版掲載
2015.12 Webマガジン「100%LiFE」掲載
2015.6 仏版「白いコットン&リネンの気持ちよい服」発売
2014.11 VINTAGE HOME」掲載
2014.6 HOME SHOP Style」掲載
2013.5 Norbulingkaソーイング本「白いコットン&リネンの気持ちよい服」発売
2013.2 「散歩の達人」掲載
2011.11 「Come home!」掲載
2011.11 日本テレビ「わたしのlife On」出演
2011.6 「リネン&コットンと暮らす」掲載
2011.1 1月9日朝日新聞 掲載
2010.9 やさしい素材の赤ちゃん小物」掲載
2010.8 「nu Comfie」掲載
2010.5 「クラスク」掲載
2010.3 住む。」掲載
2009.12 「住む。」掲載